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私の永久歯は、子供のころ病弱だったこともあり、当時、お医者様から頻繁に処方されたテトラサイクリンという薬の副作用で、白ではなく灰色のような色でした。
それまでは性格も明るく、いつも笑っているような少女でしたが、灰色の永久歯に生えかわってからは、話したり、笑うたびに友人や大人の視線が私の歯に向けられていることに気づくと、あまり口を開けずに話をしたり、笑うことをためらったりと、以前とは比較にならないほど消極的で、クラスでもおとなしい子へと変わってしまいました。
またその頃、上の前歯がねじれていたので、今では前歯に使う事のない太い銀を歯に巻きつけたギンギラギンの矯正装置をつけていました。
大学入学前にこの装置もはずれ、きれいな歯並びとなり、また歯の表面を削り、白いきれいな差し歯をかぶせました。
大学という新しい環境に入るときに手に入れたきれいな歯は、何度見ても嬉しくてたまらなかったことを今も鮮明に覚えています。
そして、明るく社交的な性格へと戻りました。
乳歯が生えてきたら、むし歯予防スタートです!
赤ちゃんのうちから、まずは指みがき、そのうち歯ブラシに慣れさせていくことは大事なことです。しかし大多数のお子様はそうそう簡単にやらせてくれるものではありません。
実際、我が家の娘も小さい頃は、相当嫌がったので、両足に頭部を挟み込んで歯みがきしました。(大変でした…)
次第に歯みがきの習慣もしっかり身につき、歯みがきすると歯がつるつるになって気持ちがいいことにも気付いて、今ではよほどのことがない限りは、就寝前に自主的に歯みがきしています。
仕上げみがきもしてあげましょう。物が挟まるところにはフロスも使ったり、時には市販のフッ素入りジェルをつけたりもします。
小さい頃から、歯を清潔にする意識を持たせることがとても大切です。親は大変ですが、根気よく頑張りましょう!
「食育」とは最近、よく言われていますが、まさに食育は「歯育」にもつながります。
私自身が小さい頃、好き嫌いが多く、甘いものが大好き(歯医者にはあるまじきことですが…)そのため虫歯も多く、小中学校時代はよく虫歯の治療に通っていました。
ですので、これを反面教師に小さいうちの味覚作りが重要と、娘にはなるべく無農薬・減農薬を素材に近い形、調理法で食べさせ、野菜本来のうまみを感じさせようと心がけています。おやつもなるべくお菓子よりもフルーツや野菜、おにぎり、小魚。
でも、いつもそういうわけにもいかないので、そんな時は固めのお煎餅を与えるようにしています。
とにかくよくかむための発芽玄米入りご飯、野菜、お魚と和食中心に出来る範囲で気をつけてきました。その甲斐があり娘は好き嫌いなく、パンもフランスパンなどの固く甘くないものを好んで食べています。(とはいっても、アイスも大好きなんですよ。)
大きくなってからも、味付けや調理法で味覚や食生活も変えられます。是非、心掛けてみて下さい。
院長 岡部 緑
フラメンコ
30の手習いで、結婚前かなり昔に始めた趣味です。途中ブランクも長いのですが、やはり大好きで何年かぶりに再開しました!
下手の横好きで、身軽な時代に本場スペインにも数回、単身でプチフラメンコ留学しました。あちらでは、英語が通じないところも多かったので、近所のスペイン人の先生にスペイン語を習っていました。日本人にとって英語よりも発音が簡単で、これでも結構通じ、一人旅の身にはかなり役立ちました。
東洋医学
今でも漢方薬局を営み、鍼灸師の資格も持つ母の影響で、かなり興味を持っています。
風邪のひき始めは葛根湯、長引いたら、柴胡けいしとう、こどもが高熱のときは、地竜に麻黄湯を飲ませ。。腹痛時には、経絡のつぼを刺激し。
よく効きます。今後、もっと本格的にいろいろ勉強するつもりでいます。
エスニック料理
モロッコ、トルコ、インド、タイ、バリの国々を旅行した事がきっかけで、各地の独特なスパイスが病みつきに。
簡単なものなら、よく作ります。(味は?)